Top 05/08 お化粧山登山口からブナの三叉路 1/4 01020304
※本情報は、07/05/08時点なので最新情報を確認すること。 日之影町 TEL 0982-87-3900 
 早朝3時起床、弁当を作り4時45分出発、早朝は車が少ないので快適に走れる。国道218号バイパスから県道6号へ、県道は道が狭くカーブも多い、幸いなことに早朝で車は少ない。県道6号から中村橋を渡り日隠林道へ、昨年訪れた時、道が荒れて苦労したことを思い出した。覚悟しながら走ると意外に荒れてない。乗用車でも大丈夫だと思いながら走らすと、まもなくお化粧山登山口に着いた。延岡市から1時間35分、時刻は6時20分。早朝に関わらず3台の車が駐車している。連休の雨でストレスがたまっている山好きだろうと勝手に解釈し苦笑い。6時30分、山火事注意の横断幕を横目に登山開始。
 初めての登山コースは何故か興奮する。作業道を暫く歩くと小さい標識に「五葉岳へ」と書いてある。左折すると杉林に入る。杉林のジグザグ登山道を登る。ぬかるみそうな登山道だ。幸いに晴れ間が続いたのでぬかるみはない。登山道には倒木や法面崩壊箇所が数カ所ある。転落しないように慎重に歩く。
 昼なお暗い杉林とクマザサの登山道をしばらく歩くと、視界が開け山シャクヤク群落で有名なガレ場の谷にでる。谷の最上段に岩壁が見える。残念ながら山シャクシは咲いてなかったが、白い蕾が可愛かったので撮影に夢中になる。撮影を終え急なガレ場の谷を登り岩壁に辿り着いた。
 岩壁を右に回り込み尾根を暫く歩くと、尾根上の小高いピークのお化粧山に着いた。登山口から1時間、時刻は7時30分。山頂は広く風が心地よい。みやざき百山(宮日新聞)によると、お化粧山は元禄時代(1588〜1709)盛況を極めた大吹鉱山の鉱夫を慰安する遊女たちが化粧直しをした所と書いてある。遊女たちは、槇峰、鹿川、二十丁峠を越え、祝子川、瀬戸口谷を経てこの山から西側の鉱山に下ったのである。お化粧山で化粧する遊女たちの姿が目に浮かび、もの悲しくなった。お化粧山で暫し休憩。
 今回は、最初の山の楽しみである、登山道撮影、登山記録をしながらのゆっくり登山となりそうだ。もちろんアケボノツツジやヤマシャクヤクもしっかり撮影する。時間は気にせずのんびり登ろう。
 休憩し稜線を歩くと遠くに美しい山々(釣鐘山か?)が見える。残念ながら山名がわからない。m(_ _)m 最高の天気だ。風景を楽しみながら稜線を気持ちよく歩き、おおよそ25分(時刻8時05分)でブナの三差路に着いた。樹齢何百年だろうか大木だ。その大きさに驚かされあちこちの方向から撮影する。大きさを説明するには人間を入れて撮影するのが一番と三脚をセットし撮影した。