Top 07/18 向坂山・白岩山に登る 1/32/3 写真記号:登山道マップ記号
※本写真は07/07/18で現在で、情報は07/08/11時点なので最新情報を確認すること。
五ヶ瀬町役場 TEL0982-82-1700 椎葉村役場 TEL0982-67-3207
 向坂山山頂から緩やか、やや急坂の下りや短い登りを繰り返し17分で白岩峠(杉越)に着いた。登山道は荒れてなく歩きやすいが、倒木や雨後、雨中にぬかるみそうな箇所が数箇所ある。白岩峠には登山届箱がある霧立越関所がある。関所には漫画が描くてあり、ほのぼのとする絵で見ているだけで楽しい。その漫画によると鎌倉時代には那須大八郎宗久、明治時代には西郷隆盛が歩いたと描いてある。道標には温度計が設置してある。温度計を見ると17度、汗も殆どかかず」快適な登山ができる。登山届けに記帳し白岩山を目指し出発する。
白岩山峠9時07分着/9時13分発
 登山道は、昭和初期まで駄賃荷馬車で荷物を運搬した交通路であった関係で、急坂もなく歩きやすい。緩やかな登りとやや急坂な登りを繰り返し、約15分で登山口分岐に着く。白岩山周辺は氷河期生き残りの貴重な植物が群生しており宮崎県指定天然記念物になっている。
 登山道には鹿の食害から守るためネットが張ってある。ネットの扉を開け分岐点だ。右折で白岩山基部に着く。ここから、このコース唯一の短いロープ付の岩場登りとなる。レットが一気に岩場にを登ろうと駆け上がったが、岩場に挟まれバタバタともがいている。その姿おもしろく大笑いしてしまった。「無理するな」と諭し救出した。
 岩場は短く直ぐに山頂に着く。山頂は狭く岩場で下界を見ると急転直下の岩場に囲まれている。転落には注意したい。山頂には綺麗な花が咲いている。貴重な植物であるので踏まないように慎重に行動する。レットにも気をつけるように注意し花の撮影をしていると、レットは岩場の上でお昼寝タイム状態だ。疲れたのだろう。山頂からは360度パノラマが広がる眺望ができるが、黄砂で霞んで見えない、残念。山頂南面から霧立越登山道に直接下れるが、貴重な植物保護のため登った登山道を引き返し分岐に下る。
白岩山9時34分着/9時59分発
 分岐から急な石灰石のガレ場を下ると、緩やかな登山道になる。緩やか、やや急坂や短い登りを繰返すと水呑ノ頭(みずのみのかしら)分岐に着く。白岩山から水呑ノ頭の南東斜面一帯はツクシシャクナゲ大群落で有名だ。4月下旬から5月中旬に10万本のツクシシャクナゲが咲き乱れると分岐点の案内板に書いてある。分岐点を左折し、やや荒れた急坂な登山道をひと登りすると水呑ノ頭山頂に着く。山頂は広いが樹木に囲まれ眺望はない。
水呑ノ頭10時20分着/10時25分発
 水呑ノ頭分岐から約6600mで扇山だ。扇山を目指したい欲望に駆られたが、無理はしまいと下山を開始。白岩峠から、広いやや急坂な登山道を快適に下る。大木の倒木にびっくりしながら下山。ゴボウ畑登山口を経てスキー場登山口に無事着いた。山楽時間5時間12分
 登山口で涼しい風に吹かれながら昼食、レットにおやつと補給食を与え、暫し休憩し、帰路に着く。途中、気になっていた「夕日の里大橋」を見学し延岡市に14時帰着。
白岩峠11時着/ゴボウ畑11時02分着/登山口11時30分着/登山口12:31分発