Top  01/19 大箆柄岳・小箆柄岳登山記録 1/22/2  アルファベット→マップ参照
 韓国岳山頂から見える高隈山系の山容が美しく、いつかは登ろうと思っていた。登るなら高隈山系最高峰の大箆柄岳と決めていた。コースは最もポピュラーな垂桜登山口コースだ。早朝7時自宅を出発。都城市からは国道10号線を経て国道269号、曽於市末吉町、大隅町で県道71号に乗り垂水市に向けて車を走らす。途中、県道71号は国道504号と重複するので注意が必要だ。
 都城から約80分走ると高隈山登山口の標識が見える。ここを左折して1車線の舗装道路を5分位で大野原林道起点だ。ここからしばらく舗装道路を走ると砂利道になる。林道は荒れてなく慎重に走れば自家用車でも走れる。林道起点から約4km、都城市から約90分で登山口に着く。登山口には4台位の駐車スペースがある。林道沿いにも空地がある。ポイントには標識があり、林道には距離標識があるので迷う心配はない。
 登山口から急な登り、短い下り、平坦部の穏やかな照葉樹林帯を歩くと3合目に着く。ここからロープ付きの急坂だ。荒れた登山道を滑らないように注意して登る。雨上がり霜解け時は泥濘に苦労するだろう。幸いに霜解けでなかった。
 急坂を苦労しながら登るといきなり視界が開け5合目に着く。遠くに霞んだ桜島が見える。錦江湾越しに見える薩摩半島の眺めは絶景だ。
 5合目から7合目過ぎまでは急坂が続き、しばらく穏やかな傾斜の登山道を歩くと杖捨祠に着く。ここから下りや平坦部の登山道を軽快に歩くとスズタケが現れる。
 急坂をひと登りすると山頂に着く。山頂からの眺望は最高で270度パノラマが楽しめる。霧島山系、開聞岳や南薩、北薩の山が見えるそうだが残念ながら霞んで見えなかった。それでも高隈山系や大隅半島、霞んだ桜島が見られたので良しとしよう。山頂近くに展望台がある。岩場から落ちないように注意しよう。