○六ヶ村城展望台からの眺望
薩摩藩の見張り台で屯所跡である。
山を階段状に切り崩した城である。
展望台の真後ろの山が六ヶ村城で
登ると階段を確認できる。
展望台からの眺めは絶景で
四季折々の田年風景を堪能できる。
都城一の展望である。

○興玉神社
内神殿厨子:国指定重要文化財
内神殿の厨子は、1km東方にあった
正応寺薬師如寺の厨子と
伝えられている。
明治初期の廃仏毀釈の時に
住民の機転で興玉神社の
内神殿に移転されたと
伝えられている。
○正応寺跡地
仁安元年(1168)天台宗の層、
禅慶上人によって建立された。
12坊を従えた広大な寺院
だったと伝えられている。
廃仏毀釈で廃寺となり
山中一帯には堂の土壇、石塔群
本堂、客殿などの跡地も残り
往事の繁栄が偲ばれる。
○高寿覚の供養塔
深見一覧の養父母
安久町正応寺生まれの深見一覧は
中国へ渡り帰国後、薩摩藩の
医者、唐通事(通訳)として仕え
その後、寛永19年(1644)に
長崎奉行所の唐通事なった。
この供養塔は養父母の供養として
寛永7年(1630)年に建立した。


湯屋谷の滝 



                           正応寺集落