癒しのための歩き方(センチメンタルに)


 まず深呼吸しよう
 ゆっくりと自分のペースで歩こう
 
 疲れた休もう
 ボーッと風景を眺めてみよう

 眠くなったら芝生やベンチに寝ころんでみよう
 君は疲れているんだよ

 静かに自然の風に包まれよう
 叫んでも、泣いてもいいよ

 
今は君の時間だから。。。。。。

 大きな木の下のベンチに腰掛けて
 そーと両手を広げて見てごらん
 
 じーと見るんだよ
 手のひらの指先やシワたちが語りかてくるよ

 手や足や目や耳は、何一つ文句をいわず
 君の命令ひとつで献身的に働いてきたのだよ

 手や足や目や耳、そして自分の体が
 愛おしくなり涙が零れるよ

 決して、君は一人ではないのだよ
 自分の体が君を包んでいるんだよ

 辛いとき泣きたいとき僕はいつも山を歩いていた
 疲れたら寝ころび空の雲の動きを追っていた

 そして両手をかざしボーッと見ていた
 涙がとどめなく流れ時が過ぎて、少し生きる勇気がわいてきた
 
 帰りに温泉に入り体達に「ありがとう」と。。。。。。。。。。。。