尾鈴トロッコ道   
トロッコ道 岩を掘り抜いてつくられたトンネル 法面崩壊防止の石積み

 
尾鈴のトロッコ軌道は明治時代につくられた。今、その軌道跡は九州自然歩道になっている。
 岩山を堀抜いてつくられたトンネルなど、あちこちに先人達の偉業が偲ばれる。
 木材を満載にしたトロッコが、ガタガタと車輪を軋ませながら、目の前に現れそうな錯覚にとらわれた。


 □沿革
  明治42年:木軌道(九重頭〜牧平)約4km開通。
  大正 3年:湯の本まで延長。
  大正13年:都農駅まで延長。その後、各作業所へ敷設。 
  最高海抜800m、総延長50km
  昭和33年:撤去