Top 鉾岳・鬼ノ目山百景(その2/鉾岳山頂から鬼ノ目山山頂へ) クリック→その1

 ○その2

  朝5時起床、まだ暗い。朝食の準備、インスタント、ライスとみそ汁(豆腐とワカメを追加)、缶詰、サラダ、自然の中で食う飯は旨い。
 朝7時、いよいよ登山開始だ。いつもそうだが、初めての山に登るときは、期待感とちょっとした緊張感がある。
 鉾岳、鬼ノ目山登山道は滝の沢を越えてからが面白い。四肢をフル稼働して登る。岩に、ロープに、木の根につかまり
 登る、下を見ると岩盤の沢に真っ逆さまに落ちそうだ。慎重に登る。ビューポイント分岐点で沢の水を飲む、うまい、水が甘く感じる。
 のどごしが良い。

  ビューポイントの展望台に立つ、鉾岳の岩壁が眼前に迫る、迫力満点だ。展望台は巨石の上にあり
 先端まで行ければ凄い写真が撮れると思ったが、高所恐怖症なのでやめた。情けない。
 分岐点を過ぎれば、楽に鉾岳にたどり着ける。急坂もない。

  鉾岳から林道を歩き鬼ノ目山登山口へ、入り口が分かりづらい、工事で風景が変わったようである。
 道標を見つけたが登山道がない。谷沢しかない。おちこち探索すると、目印のテープが沢の真ん中に下がってる。それを目安に
 谷沢を登る。ところどころテープがある。見失わないように注意しながら登る。谷沢の終点につく。
 ここからが、急坂の連続だ。笹のトンネルあり、倒木ありの急坂を。あえぎあえぎ登ると笹に囲まれた山頂に着く。
 
 下山途中、熊本の登山者に出会った。「登山口を間違い30分ロスしました」と言っていた。
 登山口に着いた。早速、登山口改装工事だ。道標を道路沿いに移動し、工事で捨てられたテープを
 ハサミで切り、樹木や岩にしばり目印にする。20分の改装工事を終え下山にする。

 キャンプ場に12時に着き、昼食。変化に富んだおもしろい山だ。満足感にひたりつつ飯を食う。
 鹿川の水をペットボトルに詰め家路につく。