TOP BACK←→NEXT  10/20 「可愛岳(嶽)」(えのたけ)登山 2/3
 ※登山道情報は07/10/20時点なので最新情報を確認すること。
 水場から右折するとロープ岩登りとなる。見た目より登りやすい。よばい坂を登り沢の岩場を登ると「炭焼き釜」に着いたが、ブッシュ状態で近づけないのでパスする。沢の岩場を過ぎると「ザレの平」に着く。
よばい坂
 極度の緊張と空腹で疲労の極地にあった、薩軍兵士を前に西郷は竹駕籠からおり、巨石の間に四つんばいになり「よべ(夜這い)ごとある」と言った。これを聞いた兵隊達は大笑いし元気になったとの言い伝えがある。西郷はユーモアのセンスがあったと言われている。
※登山口(7:40)→(8:35)5合目(8:39)→(8:53)水場(8:58)→(9:07)ザレの平(9:08)
 「ザレの平」は確認できたが、残念ながらながら「ザレの頭」は標識がなく確認できなかった。「ザレの平」から広葉樹林の急坂をジグザグに登り、稜線の急坂を直登すると分岐に着く。左折で山頂、右折で烏帽子岳、資料館だ。登山道は荒れた箇所もなく問題なく歩ける。「楽勝だね」とレットが言っています。(^_^)v
※薩軍はザレの頭付近から左折し、可愛嶽山頂へ登らず鹿川峠方面へ敗走したと言われている。史実は別にして一応、西郷どんも可愛嶽に登ったことにして話を進めたい。
※登山口(7:40)→(8:35)5合目(8:39)→(8:53)水場(8:58)→(9:07)ザレの平(9:08)→(9:23)分岐点
 分岐点から急坂を登り平場になると前屋敷に着く。途中、首なし石仏に「ゾッ」とする。前屋敷から急坂の直登を登る。二つのコースがあると聞いたが、ハッキリしないので目印テープを確認しながら登る。途中、倒木で登山道が消えるが、注意して見ると回り道がありホットする。登山道は荒れてないので問題なく歩ける。
前屋敷
 前屋敷に残る石垣跡は山岳信仰の社跡ではないかと言われている。御神水や拝み岩などもある。
※登山口(7:40)→(8:35)5合目(8:39)→(8:53)水場(8:58)→(9:07)ザレの平(9:08)→(9:23)分岐点(9:24)
 →(9:27)前屋敷(9:29)
 前屋敷から急登を登り切ると、平坦から急坂(途中、短い岩場、平坦部もある)になる。ところで「のぞき展望台」があると聞いたが標識がなく確認できなかった。途中「かご降りの坂」の岩場を登り暫くあるくと展望台に着く。登山道は荒れてなく問題なく歩ける。本当のかご降りの岩は「水場、ザレの平」の間にあるので、自分の目で見つけてください。
かご降りの岩場
 西郷どんは村人が担ぐ竹かごに乗り敗走した。途中、急な岩場では降りて歩いたと言われている。可愛嶽登山道をには、急坂な岩場が数箇所あり、その度に竹かごから降りたのであろう。それにしても大男の西郷どんが乗った重い竹かごを担いで登った、村人の苦労は計り知れない。西郷どんは脱腸で思うように歩けなかったので竹かごに乗って敗走したと言われている。
展望
 展望台には標識がなく「のぞき展望台、鉾岩」と判断に迷った。展望台からは、日向灘、延岡市街が一望できる。「天気良し!気分良し!眺め良し!」「Won!Won!Won!」(^o^)
※登山口(7:40)→(8:35)5合目(8:39)→(8:53)水場(8:58)→(9:07)ザレの平(9:08)→(9:23)分岐点(9:24)
 →(9:27)前屋敷(9:29)→(9:59)展望台