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 焦点距離
 標準レンズは人間の目と同じ状況で、撮影できる距離である。
 図-1のとおり50mmを境に広角と望遠レンズに分類される
 
  焦点距離とはレンズからピント面(CCD)までの距離のことで、ズームは焦点距離を変えることで調整できる。

焦点距離と画角(35mmフィルムを使う場合)
 28mm  約74度 
 50mm  約46度
 200mm  約12度







  デジカメはCCDの大きさに左右されるので、焦点距離と画角の大きさは分からない。
  デジカメのカタログには、銀塩カメラの35mm換算値が掲載されているので参考にすると良い。

  広角レンズは人間の目で見るよりも広い範囲を撮影できる。
  焦点距離を短くすると、画角が広くなり撮影範囲が広がるのである。
  望遠レンズは遠く離れた被写体を拡大して撮影できる。
  デジタルカメラの200mmは光学ズームでは約7倍となる。

  焦点距離を長くすることにより、画角が小さくなり遠くの画像を鮮明に拡大し撮影できる。
 光学ズームとデジタルズーム
  光学ズームは望遠鏡と同じで、焦点距離を変化させて、光学的に拡大し撮影する。
  デジタルズームはレンズ自体を動かさないで、CCD画像を拡大するもので、補完的拡大である。
  一般的に光学ズームに比較して画像が荒い。デジカメを購入するときは、光学ズーム倍率で選ぶと良い。