■一眼デジタルカメラ購入手順 TOP                              

 いつかは、一眼デジタルカメラ(一眼)を持ちたいと思っていた。5年間こつこつ貯めた金が15万円くらいなったので、一眼本体+付属品で15万円以下の金額設定で購入することにした。

 たくさんの一眼から購入機種を決めることは悩ましいが、楽しい時間でもある。私が購入機種を決めるまでの手順を説明したい。
  
 ■撮影目的 ■画素数 ■手ぶれ補正 ■ダストリダクション ■レンズ ■カメラ ■購入した機種
 ■付属品   ■購入後
 
■撮影目的                                                   top

 まず、撮影目的を考えることにした。私の撮影目的は、山や農村の風景、花の撮影が主である。それにレットさんの撮影も忘れてはならない。室内撮影は少なく、晴れ間の室外の撮影が多い。
 
■撮像素子                                                   top

 今回購入する一眼の撮像素子は、APS-Cサイズ(23.5mm×15.7mm)である。今、一眼はフルサイズ(35.2mm×24mm)時代に移行しつつある。数年前までは80万円前後のフルサイズ一眼が近頃は30万円前後になっているが、フルサイズの利点について、いまいち理解できないので、今のところ購入意欲がわかない。 
 
■画素数                                                     top

 画素数についてはいろいろな意見がある。昔はA4サイズまでの印刷なら300万画素で十分と言われていた。今、メーカの画素数宣伝に振り回されているのかもしれないが、一眼は1000万画素以上が主流になっているので、とりあえずは1000万画素数以上の機種と決めた。
 
■手ぶれ補正について                                            top

 手ぶれ補正はボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正がある。それぞれの長所、短所があるが、将来的にはボディ内手ぶれ補正が主流になるだろう。

 レンズ内手ぶれ補正を採用しているのは、ニコンとキャノンのみである、豊富なレンズ群を考えると、ボディ内手ぶれ補正方式に移行できないだろう。

 手ぶれ補正を装着すれば全てのブレに対応できるわけではないし、全て手持ちで撮影できるわけではないが、ないよりあった方が良いので、ボディ内手ぶれ補正機能の一眼と決めた。
 
■ダストリダクション(ゴミ取り装置)                                     top

 一眼は、撮影目的に応じてレンズを交換できる利点がある。レンズ交換で問題となるのは、ゴミの付着である。付着したゴミを振るい落とす装置がダストリダクションである。これによりゴミ問題が可成り解消されたと聞く。私が一眼購入を決心したのは、ダストリダクションが装備されたことも一因にある。よってダストリダクション装備の一眼と決めた。
 
■レンズ                                                      top

 レンズの善し悪しで画質が決まると明言する人もいるが、それは間違いないだろうが、残念なことに、私は、一般的大衆の審美眼しか持ってないので、レンズの違いによると画質の善し悪しがわからない。

 レンズもたくさんの種類がある。本来ならば撮影目的に応じて使い分けるのが良いのだが、山に登る年齢と体力を考えると沢山のカメラを背負って登る元気もないし金もない。

 結論から言うと、広角から望遠のズームレンズを購入することにした。本当は、ズームレンズ(18mm〜70mm、70mm〜300mm)が欲しかったが、いろいろ悩んだ末、当面はズームレンズ(18mm〜200mm)1本に決定した。今でも少し悩んでいる。

  ※35mm換算・光学ズーム倍率
    18×1.25=22.5mm 200×1.25=250mm 35mm以下が広角レンズになる。
    250÷35=7倍(目安換算)
 
■カメラ                                                      top

 一番悩ましいのがカメラ選びだ。たくさんの機種があり本当に悩ましい。インターネットを駆使し検討した結果、次の4機種に絞り込んだ。その機種はペンタックスKD20、KD200、ソニーα350、300である。

 その中から高倍率ズームレンズセットのK20D(DA18-250mmキット)α350( DT18-200mm キット)の2機種に絞り込んだ
 
 KD20は防塵、防滴、堅牢なボディが魅力的だ。登山には最適な機種だ。α350は可動式液晶で撮影できるライフビュー機能が魅力だ。

 結論は、α350に決定した。山で花を撮影するときロー、ハイポジション撮影が多く、レットさんを撮影するときもローポジションが多い。撮影時に自由にアングルが変えられライフビュー撮影できるα350に軍配が上がった。KD10が発売された時に、次の機種(KD20)は、ライフビュー機能がつくのではないかいと期待していたのだが。
 
■実際に購入した一眼                                             top

 デジカメの修理でカメラのキタムラ都城を訪ねた。そこで目にとまったのが、α350(DT18mm〜250mmキット)が119,800円で古いデジカメ下取り10,000円で109,800円、店員に「壊れたデジカメでも下取りできますか」「できますよ」とのことであった。

 偶然に我が家に修理代が高く新たに購入したため、引き出しに眠っていた壊れたデジカメがあったのである。またα350は1万円キャッシュバッグセール中で99,800円となる。

 早速、インターネットで価格をチェックし安かったので、α350(DT18mm〜250mmキット)を購入した。50mmの差は大きい。また通販と違い、販売店が近い安心感もあり購入した。

  ※ソニーα350(DT18〜250mm)試撮り 
  ※35mm換算・光学ズーム倍率 250×1.25=312mm 312÷35=9倍(目安換算)
 
■購入付属品                                                  top

 最低必要な付属品を購入した。予備バッテリーは必携である。CFカードはUの8MGを購入したかったが、Vの魅力に勝てず4GBとなった。今、ちと後悔している。液晶保護フイルムも必携である。

 リモコンはホタルや滝などの撮影でバブルを使うので必携である。ソニー純正品はケーブルしか使用できないので無線使用できるベルボン製を購入した。雲台付き一脚が欲しかったので今回購入した。

 @予備バッテリーNP-FM500H
 ASanDlisukuExtremeV4GB
 B液晶保護フイルム、
 Cリモコン(ベルボンTWIN1 R3-TRC)
 D一脚(ベルボンRUP-L43)
 ※サービス品でα専用バッグをいただいた。
 
■購入後                                                       top

 全ての装備品が揃い、本日(4日)届いた。早速、箱を開き、まずバッテリーを充電、カメラにCFカード、レンズを装着し充電を待つ。充電完了でワクワクしながら「バシャ」とシャッターを切る。シャッター音はイマイチか。

 これから一眼ライフを楽しみ撮影技術を磨きたいと思っている。まずはレットさんを撮影するか。(^_^)v